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網代を天井に取り付ける際につかう 棟木、廻縁、竿縁とは。

棟木、廻縁、竿縁とは

棟木 (むなぎ・ムナギ)

棟木には2通りあり、木造建築の構造材として小屋組みの頂部(つまり棟の頂部)に使用される物と、内装材として主に装飾の目的で天井に使用される物があります。 構造材を指して言う場合が多いと思いますが、弊社の棟木は内装材になります。

内装材における棟木とは船底天井の頂部に取り付ける部材で、天井に取り付けあとに見えるのは細長い芯材の長手4面のうち3面となります。 そのため3面に仕上材を貼り1面は芯材のまま残しています。

また、製品名は棟木ですが、竿縁の用途で使用する場合もあります。竿縁の説明はこのページの最後を御覧ください。

廻縁、竿縁
棟木として竹を使用しています。画像は煤竹(すすだけ・ススダケ)という濃茶色の竹ですが、他の竹も使用されます。中央に向かって高くなっているこの様なかたちの天井を船底天井といいます。

廻縁、竿縁
棟木の左右に添わせてある木部材は何かというと、 棟木が先に取り付けられており網代が後付けだったため、棟木と網代の納まりの関係で網代の端部を隠す為に入れてあります。修繕で網代のみを貼り直した為この様な方法が採られています。

廻縁 (まわりぶち・マワリブチ)

廻縁とは壁と天井のぶつかる入隅(いりすみ)部分に添わせるように取り付ける部材です。壁面と天井面が接する部分を隠し納まり(オサマリ)を良くする目的で使用されるのですが、 装飾性を持たせた物もあります。
取り付けたあとに見えるのは細長い芯材の長手4面のうち2面のみです。そのため芯材の2面に仕上材を貼りあとの2面は芯材のまま残しています。

廻縁、竿縁
四角い形状の室では廻縁は4本となります。 画像に移っている3本のほかに、見えないですが手前(撮影者の頭上ちかく)に1本あります。

竿縁 (さおぶち・サオブチ)

竿縁とは、天井が複数の天井仕上げ材で構成されている場合に、継ぎ目を隠し納まり(オサマリ)を良くする目的で天井仕上げ材同士のぶつかる部分に当てがうほか、意匠的な目的で天井面に使用する棒状の部材です。
平らな面に取り付けるため、取り付けたあとに見えるのは 細長い芯材の長手4面のうち3面となります。そのため3面に仕上材を貼り1面は芯材のまま残しています。

廻縁、竿縁
正方形の網代を天井に敷き詰め、その境目に格子状に竿縁を入れています。網代の色に合わせ黒色の竿縁を使用しています。

廻縁、竿縁
竿縁を見れば天井仕上げ材がどの位置で分割されているか分かります。画像の竿縁には晒竹(さらしだけ・サラシダケ)というクリーム色っぽい竹を使用していますが他の竹も使用されます。網代と相性のいい竹ですが、茶室となればなおさらです。

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