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和風天井板「目透し網代天井」について解説したページです。

和風天井板-目透し網代天井

目透し網代天井
目透し網代天井12尺

目透し網代天井は、天井に複数枚を並べて取り付ける際に、網代と網代の境目に「竿縁」をあてがう必要がなく、すっきりと見せることができます。
→目透し網代天井の断面図

居間や和室など、居室の天井から竿縁が出っ張ることがないので見た目にすっきりと感じられます。

・・・ 竿縁(さおぶち)とは ・・・
網代合板やドレスドパネルを複数枚並べる際に、網代合板やドレスドパネルの製品端のほつれを隠したり、継ぎ目部分の見栄えを良くする目的で必ず使用する細長い棒状のもの。

目透し網代天井の特徴

目透し網代天井は「網代合板」の両サイドに特殊な加工を施したもので、天井に取り付ける際、製品の端を竿縁などで押えなくても編み目がばらばらになりません。

天井面積が広いと、一定の大きさの網代を複数枚並べて取り付ける場合が多く、「網代合板」を使用した場合は網代と網代のつなぎ目を押える(隠す)ために竿縁を使用する必要があります。
この目透し網代天井は竿縁で網代の表面端部分を押える代わりに、付属の目地板を使い目地をとって(少し隙間をあけて)並べていきます。

目透し網代天井の用途-天井専用

目透し網代天井は天井のみに使用することを想定して作られており、材料の厚みも天井以外の用途には不向きな「中厚」を使用しています。
天井以外(建具や壁面など)に網代を使用する際は「網代合板」からお選びください。

また、複数枚を並べて使用する際に特徴の活かされる製品です。床の間や出窓など網代一枚で済む箇所へ使用する場合は「網代合板」が最適です。

目透し網代天井の種類

目透し網代天井はこの1種類のみで制作可能です。その他の編み模様や樹種を希望される場合は「目透し網代天井」ではなく 「網代合板」の中から お選びください。網代合板も同じ寸法での制作が可能です。
※網代合板は目透し網代天井と構造が異なり、網代と網代の境目に竿縁をあてがう必要があります。

目透し網代杉柾矢羽根

品番 製品名

JM1116 目透し網代 杉柾矢羽根めすかしあじろ すぎまさやばね

材料 杉柾突板すぎまさつきいた

編み模様 矢羽根やばね

材料厚
(材料1本の厚み)
中厚・・・約0.5mm
材料厚ごとの特徴と適する使用用途

材料幅
(材料1本の幅)
約40mm

寸法 「関東間12尺」―約1尺5寸×12尺(440×3600mm)
「関東間9尺」―約1尺5寸×9尺(440×2700mm)
「メーター」―約482×4000mm

価格 寸法、数量、送り先などで異なります。詳しくはお問い合わせください。

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