杉柾親子矢羽根網代 (すぎまさ おやこやばねあじろ)
※画像は、ヨコ約270mm×タテ約270mmの範囲を撮影し、縮小したものです。
杉柾親子矢羽根網代とは
杉柾親子矢羽根網代とは、杉の突板を材料に使用し、親子矢羽根模様に編んだ網代、網代天井です。
主な用途は内装用建材で、天井や建具、壁面などに使用されます。
杉材を薄く細い板状に切り、手作業で親子矢羽根模様に編みます。小さい木片を組み合せた物ではなく、長い材料を編み込んでいきます。
杉材を編んだそのままではなく、基材(合板、ベニヤ板)に接着した板状の商品です。
2種類の幅の杉材を使用して矢羽根編みをしたものです。
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杉柾親子矢羽根網代の仕様
材料の厚みは3種類で制作可能です。薄い材料は使用用途によっては適しておりませんので、詳しくは 材料厚ごとの特徴と適する用途をご確認ください。
品番 材料厚 製品名
J1113S 特厚 特厚 杉柾親子矢羽根網代
J1113H 本厚 本厚 杉柾親子矢羽根網代
J1113D 中厚 中厚 杉柾親子矢羽根網代
杉柾親子矢羽根網代の写真
杉柾親子矢羽根網代の商品全体画像です。
ご希望の寸法で作製致しますので、ここに掲載されている寸法は一例となります。
杉柾親子矢羽根網代 約幅2730×高910mm
撮影範囲:約560×560mm
製品名 |
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杉柾親子矢羽根網代 |
写真の製品の寸法 |
幅9尺×高3尺(約2730×910mm) ※その他の大きさも承ります。 |
寸法3000~4000mm×600~1000mm程度の寸法の網代は、居間や寝室など部屋の天井全面を網代天井にするために、複数枚(3-4枚)並べて使用することが多いです。
なかでも3尺×9尺はご注文いただくことが多く、4畳半の部屋(9尺×9尺)に3枚並べたり、6畳間に4枚並べて使用します。
杉柾親子矢羽根網代 約幅910×高1820mm
撮影範囲:約540×540mm
製品名 |
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杉柾親子矢羽根網代 |
写真の製品の寸法 |
幅3尺×高6尺(約910×1820mm) ※その他の大きさも承ります。 |
杉柾親子矢羽根網代 約幅900×高1000が2枚
撮影範囲:約500×500mm
製品名 |
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杉柾親子矢羽根網代 |
写真の製品の寸法 |
幅900×高1000mmが2枚 ※その他の大きさも承ります。 |
高さ900~1000mmの網代は、腰壁(こしかべ)にするために複数枚を横方向に並べて使用することが多いです。
‥‥腰壁とは‥‥
腰壁とは、腰の高さを境に上下で仕上げを変える方法を取った壁面において、下の部分の呼び名。
腰壁部分は網代や木材を使い、腰より上は壁紙を使うことが多いです。
杉柾親子矢羽根網代 約幅910×高910mm
撮影範囲:約600×600mm
製品名 |
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杉柾親子矢羽根網代 |
写真の製品の寸法 |
幅3尺×高3尺(約910×910mm) ※その他の大きさも承ります。 |
3尺角(910×910mm)など正方形の網代は、居間や寝室など部屋の天井全面を網代天井にするために複数枚(9-16枚)並べて使用することが多いです。
網代と網代の境目には見切り材として竿縁(さおぶち)を当てます。竿縁は格子状に縦横に入ります。
このように竿縁を装飾として取り入れる方法もあれば、網代一枚いちまいを大きくして竿縁を極力少なくする方法もあります。
杉柾親子矢羽根網代 約幅620×高320mm
撮影範囲:幅約620mm
製品名 |
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杉柾親子矢羽根網代 |
写真の製品の寸法 |
幅620×高320mm ※その他の大きさも承ります。 |
小さい寸法は、床の間,出窓,ニッチなどの天井に使用されることが多いです。
‥‥ニッチとは‥‥
ニッチとは、平らな壁の一部をくぼませて作ったちょっとしたスペースのこと。
玄関や居間の出入り口付近に、高さ1m程度の棚板付きで設けられることが多く、花を飾ったり小物を置いたりできるスペースです。