杉柾矢羽根網代 (すぎまさ やばねあじろ)
※上の画像は、ヨコ約270mm×タテ約270mmの範囲を撮影し、縮小したものです。
同じ製品を少し離れて見たところ。
杉柾矢羽根網代とは
杉柾矢羽根網代とは、杉の突板を材料に使用し、矢羽根模様に編んだ網代、網代天井です。
主な用途は内装用建材で、天井や建具、壁面などに使用されます。
杉材を薄く細い板状に切り、手作業で矢羽根模様に編みます。小さい木片を組み合せた物ではなく、長い材料を編み込んでいきます。
杉材を編んだそのままではなく、基材(合板、ベニヤ板)に接着した板状の商品です。
伝統的な連続文様「矢羽根文様」を網代で表したもの。網代の中で最も代表的かつ人気のある編み模様で、 一般住宅や宿泊施設、店舗などに幅広く使用されています。
杉材の真っすぐではっきりとした木目が、直線状に連なる矢羽根模様を描き、力強くもすっきりとした印象を与えます。
〈材料〉杉についてこの商品を不燃化した「ノンネン網代 杉柾矢羽根」はこちらをクリック
杉柾矢羽根網代の仕様
材料の厚みは3種類で制作可能です。薄い材料は使用用途によっては適しておりませんので、詳しくは 材料厚ごとの特徴と適する用途をご確認ください。
品番 材料厚 製品名
J1116S 特厚 特厚 杉柾矢羽根網代
J1116H 本厚 本厚 杉柾矢羽根網代
J1116D 中厚 中厚 杉柾矢羽根網代
杉柾矢羽根網代の写真
杉柾矢羽根網代の商品全体画像です。
ご希望の寸法で作製致しますので、ここに掲載されている寸法は一例となります。
杉柾矢羽根網代 全体幅3500×高1200mm
撮影範囲:約760×760mm
撮影範囲:約600×600mm
写真の商品の寸法 |
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全体の寸法:幅3500×高1200mm 1枚の寸法:幅875×高1200mm ※その他の大きさも承ります。 |
この配置で並べた際に4枚の編み模様がつながって見えるように製作してあります。
網代と網代の境目は、天井に取り付けた後に弊社にて編みつないで1枚の状態に致します。
→大面積の網代天井について詳しく見る
編みつないで1枚の状態に戻す場合には、お見積りおよびご注文時に「3500×1200を1枚物で作って欲しい。それを分割した状態で納品して欲しい。」とお伝えください。分割位置は弊社にて提案いたします。
単に「875×1200mmが4枚」というお見積りおよびご注文の場合には、4枚を並べたときに編み模様はつながりません。網代と網代の境目は、竿縁(見切り材)で隠して収めます。
杉柾矢羽根網代 幅2730×高1650mm
撮影範囲:約840×840mm
写真の商品の寸法 |
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幅9尺×高5尺5寸(約2730×1650) ※その他の大きさも承ります。 |
9尺×6尺の大きさは、分割して9尺×3尺を2枚や3尺×6尺を3枚で注文頂く事も多いですが、1枚で作れる大きさです。
複数枚を並べて取付ける場合は網代と網代の境目を見切材で隠さなくてはなりませんが、写真のような1枚を
そのまま取り付けると、見切材を使用する必要がないのですっきりとした仕上がりになります。
下の写真の網代約3枚分の大きさです。
この写真の矢羽根編みの「編み方向」は、製品を横長に見たときに矢が上下を向く「ヨコ目」です。
編み方向は寸法および形状によって決定させて頂きます。お見積り時に確認して頂くか、ご希望がある場合にはあらかじめお知らせください。
杉柾矢羽根網代 幅910×高1820mm
撮影範囲:約610×610mm
写真の商品の寸法 |
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幅3尺×高6尺(約910×1820mm) ※その他の大きさも承ります。 |
材料に杉柾を使った矢羽根編み。網代というとこれを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
この写真の矢羽根編みの「編み方向」は、製品を縦長に見たときに矢が上下を向く「タテ目」です。
編み方向は寸法および形状によって決定させて頂きます。この寸法の場合にはこちらの「タテ目」となりますので「ヨコ目」がご希望の場合はお見積り時にあらかじめお伝えください。
杉柾矢羽根網代 幅910×高1820mm
撮影範囲:約915×915mm
撮影範囲:約350×350mm
写真の商品の寸法 |
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幅6尺×高3尺(約1820×910mm) ※その他の大きさも承ります。 |
こちらの寸法も3尺×6尺です。
この写真の矢羽根編みの「編み方向」は、製品を横長に見たときに矢が上下を向く「ヨコ目」です。
編み方向は寸法および形状によって決定させて頂きます。この寸法の場合には通常は「タテ目」となりますので「ヨコ目」がご希望の場合はお見積り時にあらかじめお伝えください。
杉柾矢羽根網代 幅910×高1820mm
写真の商品の寸法 |
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幅3尺×高6尺(約910×1820mm) ※その他の大きさも承ります。 |
こちらの寸法も3尺×6尺です。
杉柾巾広矢羽根網代 幅910×高1820mm
撮影範囲:約550×550mm
写真の商品の寸法 |
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幅3尺×高6尺(約910×1820mm) ※その他の大きさも承ります。 |
こちらは特注品で、巾広(はばびろ)の杉柾矢羽根網代です。
「巾広」とは、材料の幅が通常(1寸3分/40mm)より広いものを指します。材料幅はお客様の希望にもよりますが60mmや75mmとなる場合が多いです。「幅広」と表記する場合もあります。
この写真の材料幅は80mmです。模様が大きく現れるので寸法の小さい網代には適しません。こちらの写真のように、製品の幅は3尺(910mm)程度以上あると良いと思います。
この写真の矢羽根編みの「編み方向」は、製品を縦長に見たときに矢が上下を向く「タテ目」です。
編み方向は寸法および形状によって決定させて頂きます。この寸法の場合には通常は「タテ目」となりますので「ヨコ目」がご希望の場合はお見積り時にあらかじめお伝えください。
杉柾小巾矢羽根網代 幅910×高1820mm
撮影範囲:約620×620mm
写真の商品の寸法 |
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幅6尺×高3尺(約1820×910mm) ※その他の大きさも承ります。 |
「小巾」とは、材料の幅が通常(1寸3分/40mm)より狭いものを指します。「小幅」と表記する場合もあります。
規格の小巾は8分/24mmで、この写真の材料幅も8分/24mmです。小巾の網代は使用する面積が小さい場合や建具に採用いただく場合が多いです。
この写真の矢羽根編みの「編み方向」は、製品を横長に見たときに矢が上下を向く「ヨコ目」です。
編み方向は寸法および形状によって決定させて頂きます。この寸法の場合には通常は「タテ目」となりますので「ヨコ目」がご希望の場合はお見積り時にあらかじめお伝えください。
杉柾小巾矢羽根網代(特注30幅) 幅910×高1820mm
写真の商品の寸法 |
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幅3尺×高6尺(約910×1820mm) ※その他の大きさも承ります。 |
「小巾」とは、材料の幅が通常(1寸3分/40mm)より狭いものを指し、規格の小巾は8分/24mmです。
この写真の材料幅は1寸(約30mm)で、小巾の特注品です。
通常巾の4cmとこの写真の3cmは少しの差に思えますが、通常巾の下の写真と比べると、材料巾が少し狭くなるだけで随分と細かい編み模様になります。