杉柾小巾矢羽根網代 (すぎまさ こはばやばねあじろ)
※画像は、ヨコ約270mm×タテ約270mmの範囲を撮影し、縮小したものです。
杉柾小巾矢羽根網代とは
杉の突板を材料に使用し、矢羽根模様に編んだ網代です。
矢羽根は網代の代表的な編み模様で、矢羽根とは、矢の後方に付けられた羽根のこと。 弓矢には魔除け、的を射止めるなどの意味があり、矢羽根網代は幸運をもたらす、縁起のいい網代でもあります。
小巾とは、材料の巾が通常の1寸3分(約40mm)よりも狭いものを指し、写真は8分(24mm)です。ご希望により30mmや20mmなどで制作する事も可能です。(→通常巾の杉柾矢羽根網代を見る)
小巾の材料を使うと編み模様も細かくなるので、狭いスペース(小さい床の間の天井)や細い部分(出窓の天井部分)、天井よりも目との距離が近い場所(建具や腰壁)への使用に適しています。
杉柾小巾矢羽根網代の仕様
材料の厚みは3種類で制作可能です。薄い材料は使用用途によっては適しておりませんので、詳しくは 材料厚ごとの特徴と適する用途をご確認ください。
品番 材料厚 製品名
J1122H 本厚 本厚 杉柾小巾矢羽根網代
J1122D 中厚 中厚 杉柾小巾矢羽根網代
J1122C 薄 薄 杉柾小巾矢羽根網代
杉柾小巾矢羽根網代の写真
杉柾小巾矢羽根網代の商品全体画像です。
ご希望の寸法で作製致しますので、ここに掲載されている寸法は一例となります。
写真の商品の寸法(mm) |
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巾6尺×高3尺(約1820×910) ※その他の大きさも承ります。 |
小巾の材料を使用した杉柾矢羽根網代です。この写真の材料巾は8分(約24mm)です。
この写真の矢羽根編みの「編み方向」は、“矢羽根模様”が横方向に長く続く「ヨコ目」です。
写真の商品の寸法(mm) |
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巾3尺×高6尺(約910×1820) ※その他の大きさも承ります。 |
小巾の材料を使用した杉柾矢羽根網代です。この写真の材料巾は1寸(約30mm)です。
通常巾の4cmと小巾の3cmは少しの差に思えますが、通常巾の下の写真と比べると、材料巾が少し狭くなるだけで随分と細かい編み模様になります。
この写真の矢羽根編みの「編み方向」は、“矢羽根模様”が縦方向に長く続く「タテ目」です。
ご注文時に編み方向の指定がない場合は弊社のお任せとなります。(基本的にはこちらの「タテ目」となりますが、大きさによっては弊社の制作し易い方向となります)
写真の商品の寸法(mm) |
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巾3尺×高6尺(約910×1820) ※その他の大きさも承ります。 |
こちらは小巾ではなく通常巾の材料を使用した杉柾矢羽根網代です。 通常巾とは1寸3分(約40mm)の事です。
この写真の矢羽根編みの「編み方向」は、“矢羽根模様”が縦方向に長く続く「タテ目」です。