杉柾市松網代 (すぎまさ いちまつあじろ)
※画像は、ヨコ約270mm×タテ約270mmの範囲を撮影し、縮小したものです。
杉柾市松網代とは
杉柾市松網代とは、杉の突板を材料に使用し、市松模様に編んだ網代、網代天井です。
主な用途は内装用建材で、天井や建具、壁面などに使用されます。
杉材を薄く細い板状に切り、手作業で亀甲模様に編みます。小さい木片を組み合せた物ではなく、長い材料を編み込んでいきます。
杉材を編んだそのままではなく、基材(合板、ベニヤ板)に接着した板状の商品です。
伝統的な連続文様「市松文様」を網代で表したもの。網代の中で代表的かつ人気のある編み模様で、 一般住宅や宿泊施設、店舗などに幅広く使用されています。
杉材が縦方向と横方向に整然と並ぶ編み模様には、杉の直線的な木目がよく合います。
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杉柾市松網代の仕様
材料の厚みは4種類で制作可能です。薄い材料は使用用途によっては適しておりませんので、詳しくは 材料厚ごとの特徴と適する用途をご確認ください。
品番 材料厚 製品名
J1117S 特厚 特厚 杉柾市松網代
J1117H 本厚 本厚 杉柾市松網代
J1117D 中厚 中厚 杉柾市松網代
J1117C 薄 薄 杉柾市松網代
杉柾市松網代の写真
杉柾市松網代の商品全体画像です。
ご希望の寸法で作製致しますので、ここに掲載されている寸法は一例となります。
写真の商品の寸法(mm) |
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巾6尺×高6尺(約1820×1820) ※その他の大きさも承ります。 |
6尺×6尺の大きさは、分割して3尺×6尺を2枚で注文頂く事も多いですが、1枚で作れる大きさです。 3尺×6尺を2枚では網代と網代の境目を竿縁(見切材)で隠さなくてはなりませんが、写真のような1枚を そのまま天井に上げると、竿縁を使用する必要がないのですっきりとした仕上がりになります。
写真の商品の寸法(mm) |
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巾3尺×高6尺(約910×1820) ※その他の大きさも承ります。 |
編み模様で一番人気の矢羽根が"動"の網代なら、二番人気の市松は"静"の網代といったところ。
写真の商品の寸法(mm) |
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巾3尺×高6尺(約910×1820) ※その他の大きさも承ります。 |
小巾の材料を使った網代は、狭い面積や建具での使用に向いています。 この写真の網代の材料巾は8分(24mm)で、通常巾(約40mm)を使った上の写真と比べると、かなり細かく見えます。