杉柾小巾斜市松網代 (すぎまさ こはばはすいちまつあじろ)
※画像は、ヨコ約270mm×タテ約270mmの範囲を撮影し、縮小したものです。
杉柾小巾斜市松網代とは
杉柾小巾斜市松網代とは、杉の突板を材料に使用し、斜市松模様に編んだ網代、網代天井です。
主な用途は内装用建材で、天井や建具、壁面などに使用されます。
杉材を薄く細い板状に切り、手作業で斜市松模様に編みます。小さい木片を組み合せた物ではなく、長い材料を編み込んでいきます。
杉材を編んだそのままではなく、基材(合板、ベニヤ板)に接着した板状の商品です。
小巾とは、材料の巾が通常の1寸3分(約40mm)よりも狭いものを指し、写真は8分(24mm)です。ご希望により30mmや20mmなどもできます。(→通常巾の杉柾斜市松網代を見る)
小巾の材料を使うと編み模様も細かくなるので、狭いスペース(小さい床の間の天井)や細い部分(出窓の天井部分)、天井よりも目との距離が近い場所(建具や腰壁)への使用に適しています。
杉柾小巾斜市松網代の仕様
材料の厚みは3種類で制作可能です。薄い材料は使用用途によっては適しておりませんので、詳しくは 材料厚ごとの特徴と適する用途をご確認ください。
品番 材料厚 製品名
J1123H 本厚 本厚 杉柾小巾斜市松網代
J1123D 中厚 中厚 杉柾小巾斜市松網代
J1123C 薄 薄 杉柾小巾斜市松網代
杉柾小巾斜市松網代の写真
杉柾小巾斜市松網代の商品全体画像です。
ご希望の寸法で作製致しますので、ここに掲載されている寸法は一例となります。
写真の商品の寸法(mm) |
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巾3尺×高6尺(約910×1820) ※その他の大きさも承ります。 |
通常の材料巾(1寸3分/約40mm)より狭い巾で網代を作れないか、という問い合わせを頂く事があります。
小巾と言うと8分(約24mm)が代表的ですが、その他の巾でもご希望に応じて作ることが出来ます。
写真は8分です。