網代・網代天井施工例NO.008
住宅/茶室/網代天井
東京都W邸
網代天井写真画像008-1
客座から点前座を望む
一般住宅のリフォームで、茶室の網代天井に神代斜市松網代を採用して頂きました。
神代網代は薄い黒~黒の色で、光が当たると反射で銀色っぽく輝いて見えるのが特徴です。 静かで落ち着いた雰囲気があり茶室におすすめの網代です。
今回の寸法は3尺×9尺が3枚で、網代と網代の境目には竿縁として晒竹を入れています。
網代天井写真画像008-2
竿縁には晒竹を使用。
網代天井写真画像008-3
茶道口から点前座を望む。
床の間(右奥)の落し掛けには、散歩中に拾った桜の枝を使用(!)。
なんともお洒落なアイディアで、節の位置や曲がり具合が絶妙です。
網代天井写真画像008-4
点前座から客座を望む。窓は板戸を全て開け障子を閉めた状態。
木々の間から明るい光が差し込みます。
竹すのこ写真画像008-5
茶室の外観。躙り口の上には、竹を打ち付けた
連子窓が設けられ、雨戸として突上げ式の板戸が取り付けられています。
2Fのベランダを支える柱には竹すのこを巻き、目隠しをしています。
竹すのこの新しい使い方に出会いました。