網代とは>網代天井とは
網代天井(あじろてんじょう・アジロテンジョウ)の事を知らずにこのサイトを訪れた方むけに、網代天井とは何か簡単に記したページです。
網代天井ってなに? ~読み方、意味~
網代天井を採用した和室
網代天井 読み方
「網代天井」の読み方は「あじろてんじょう・アジロテンジョウ」です。
漢字で書く際に「網代」の部分を「綱代」と書いてしまいそうですが、「綱代天井(つなしろてんじょう?)」ではなく「網代天井(あじろてんじょう)」です。
網代天井 意味
網代天井とは、木や草や竹などの植物を薄く加工したものを材料として平面状に編み、それを天井材としたもの。
「網代天井」という言葉は、「網代」と「天井」という二つの単語を組み合わせたもので、
・網代を貼った天井
・網代を天井材として使ったもの
・建築物の天井仕上げ材として網代を採用したもの
などの意味で使われます。
網代になっている天井 もしくは、天井材として使う場合の網代そのもの を指します。
天井材としてではない網代については、詳しくは網代とはをご覧ください。
網代は天井材としてだけでなく壁材や建具材としても使われます。天井材として使った場合には「網代天井」という言い方をします。 (網代壁・網代建具という言い方はあまり使われていないようです。)
網代天井 言葉の使い方
・新居の玄関は網代天井にした。
・先日泊まった旅館の客室には網代天井が使われていた。
・網代天井の種類はどんなものがありますか?
網代天井 代表例
網代天井は材料と編み模様の組合せにより様々なものを作り出すことが出来ます。そのため種類は豊富で何十通りもありますが、なかでも知られているのは、 材料に「杉(すぎ)」を使い「矢羽根(やばね)」という模様に編んだ「杉柾矢羽根網代(すぎまさやばねあじろ)」です。
製品情報>網代合板>種類のページに網代天井の種類について具体的に掲載しています。
網代天井-杉柾矢羽根網代を縁側の天井として
網代天井-杉柾矢羽根網代
(有)網代商会の網代天井(あじろてんじょう/アジロテンジョウ)
(有)網代商会は、網代天井・および建具や壁面に使用される内装用建築材としての網代を専門に製造しているメーカーです。
弊社で製造販売している網代・網代天井は、木を薄く加工したものを材料として手作業で平面に編んだものです。
構造や用途で分けて下記の4シリーズがあり、天井材として使用する場合には1・2・3のどれでも「網代天井」ということが出来ます。
(4のドレスドパネルは網代制作の技術を活かして開発した洋風の商品なので、一般的に言う「網代天井」とは区別しています。)
1、網代合板
2、不燃網代
3、目透し網代天井
4、ドレスドパネル
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