製品情報>網代合板>製品詳細1

網代を選ぶ際の基準や仕様注意事項等、前もってお知らせしておきたい事を記したページです。

1、材料・・・材料の種類と厚み

2、仕様・・・構造や寸法

1-1、材料の種類  突板(つきいた)、単板(たんぱん)、へぎ板 とは

網代合板に使用する材料は木を加工したもので、樹種加工の形態で表します。
樹種とは、杉(すぎ)や桧(ひのき)といった、木の種類の事です。加工の形態とは、杉や桧をどのように、薄い、網代を編む材料の状態にしたか という事で、主に突板へぎ板の2つがあり、下記のような違いがあります。

形態樹種
突板
(つきいた)
突板とは、木材を機械を使い刃物で薄くスライスしたもの。単板(たんぱん)とも言う。 網代の材料として使うほか、他の内装用建築材(床や柱など)や家具(テーブルやタンスなど)の表面に、主に見た目を美しくする目的で貼られる。 杉が代表的。桐、椹、桧、青森ヒバなど。
へぎ板
(へぎいた)
へぎ板とは、木材を手作業で薄く割(さ)いたもの。刃物で木目を切断する突板とは違い、木の繊維に沿って割けていくので木目が浮き出て(材料表面は、木目に沿って凹凸があります。)表面にツヤがあるのが特徴。 へぎ板制作には熟練の技術が必要で、突板と同じだけの数量を用意するのにかかる時間は比べ物になりません。また、へぎ板に適したよい丸太は年々減少しており、職人の高齢化という問題もあり非常に貴重な材料です。 へぎ板を使った網代は今後いつまでも作れるわけではなさそうです。 黒部と椹のみ。
その他 杉皮(杉の樹皮)、竹の皮

具体的な材料と網代の写真は、「材料別」 タブからご覧ください。

1-2、材料の厚み

突板(単板)、へぎ板、杉皮、竹の皮のうち、へぎ板と杉皮、竹の皮の厚みは指定できませんが、突板(単板)は機械で厚みを調整してスライスするため厚みに種類があります。 当サイトでは特厚 とくあつ(約1㎜)、本厚 ほんあつ(約0.8㎜)、中厚 ちゅうあつ(約0.5㎜)、薄 うす(約0.2mm)、 の4種類の厚みをご用意しております。編み模様や樹種によって、使用できる材料の厚みが異なります。

突板(単板)の厚み

突板(単板)の厚み4種類のうち、厚い材料を使用した網代は編込みが立体的でボリュームがあり、豪華です。厚いものほど材料を豊富に使用するため良い品とされます。 一方、薄いものは廉価品として普及していますが、手や物が当たると破けることが多く、使用箇所は天井などに限られます。 又、薄い材料には向かない編み模様があるほか、制作可能な編み模様でも仕上がりは厚いものにはかないません。
当サイトでは「中厚」以上から選んで頂くことをお勧めしております。

とくあつ
特厚(約1㎜)
ほんあつ
本厚(約0.8㎜)
ちゅうあつ
中厚(約0.5㎜)
うす
薄(約0.2㎜)
突板では最も厚く、量感にあふれ豪華。木の質感を存分に味わえる。編み込みに立体感がある。 厚突きの定番。編み込みに立体感があり、網代の特徴がよく表れる。 厚みや網代表面の凹凸はあまり感じられないが、薄に比べ丈夫。すっきりとした印象。 厚みはないが、天然の木目と手編みの持ち味を気軽に楽しめる。仕上りが他の厚みに劣る点もあるが、価格を抑えた廉価品。手や物に触れない所へ使用。

使用場所や用途に合った、材料と厚みをお選びください

薄い材料は、手や物が触れたり当たった時にやぶけてしまうことが多く、用途が限られます。 突板の網代を建具や腰壁等は使用する場合は「本厚」以上をお選び下さい。 天井へお使いの場合でも仕上がりや耐久性の点から「中厚」以上をおすすめしております。

構造別分類 網代合板※1 ノンネン網代
(不燃網代)※2
ドレスド
パネル※3
目透し
網代天井※4
材料の形態と厚み 杉皮
竹の皮
へぎ板 突板 突板 突板 突板
特厚本厚中厚中厚中厚
天井等、手や物に触れない
建具や腰壁等、手や物に触れる×××××

※1網代合板・・・「網代」「網代天井」とも呼ばれている、普通合板の表面に網代を編んだもの。

※2ノンネン網代(不燃網代)・・・網代合板(網代・網代天井)を不燃化したもの。国土交通大臣認定の不燃材料。

※3ドレスドパネル・・・網代と異なり表面に凹凸がなく、材料が下地にぴったりと接着されていて、壁面での使用に適す。

※4目透し網代天井・・・天井専用。他の製品とは異なり、網代同士を並べた時のつなぎ目に竿縁を必要としない。

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