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網代・網代天井の種類

黒部の網代 編み模様

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黒部(黒檜) くろべ・クロベ とは

黒部とは、ネズコとも言われるヒノキ科ネズコ属の針葉樹のこと。 色は灰色がかった茶色や暗い赤茶など濃い目の茶色で、その渋く落ち着いた色調と美しい木目が好まれ、古くからお茶室などで使用されてきました。

黒部杉(くろべすぎ)も呼ばれますがスギ科ではありません。ハッキリとした木目や材質の感じが杉に似ている事から、 「黒部地方に生える杉に似た木」という事でそう呼ばれていると思われます。

黒部を手作業で割ってつくるへぎ板は、表面の木目沿って 凹凸が現れ、特有のツヤが美しく輝きます。 産地は富山県黒部地方や長野県木曽地方のものが知られていて、木曽五木の一つです。

網代に使用される代表的な材種の一つです。

・・・ 木曽五木とは ・・・
江戸時代に尾張藩によって、森林保護のために、伐採が禁止された5つの樹木のこと。ヒノキ・サワラ・アスナロ(ヒバ)・コウヤマキ・ネズコ(黒部)を指します。

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